🐶わんちゃんを迎え入れる前に🐾            

単頭でも多頭でも、新たに犬を迎え入れる時には、事前に様々な準備が必要です。

迎え入れた後のことを、イメージを膨らませてシミュレーションすることは非常に大事なことです。

自分や家族のライフスタイルには、どんな犬種が合うのか? 

家族の氣質と犬の氣質の相性は?

先住犬との相性は?

今の自分の時間を犬の為に躊躇なく使えるのか?

病気やケガをしなくても、毎年ワクチンやフィラリア予防など結構な出費があります。経済的に大丈夫か?


以下に、作者不詳のまま広く世界に伝わっている有名な犬の十戒を紹介します。   

犬の十戒

1.My life is likely to last ten to fifteen years. Any separation from you will be painful for me. Remember that before you get along with me.

2.Give me time to understand what you want of me.

3.Place your trust in me- it's crucial to my Well-being.

4.Don't be angry at me for long and don't lock me up as punishment. You have your work, your entertainment and your friends. I have only you.

5.Talk to me. Even if I don't understand your words, I understand your voice when it's speaking to me.

6.Be aware that however you treat me, I'll never forget it.

7.Remember before you hit me that l have teeth that could easily crush the bones of your hand but that I choose not to bite you.

8.Before you scold me for being uncooperative, obstinate, or lazy, ask yourself if something might be bothering me. Perhaps I'm not getting the right food or I've been out in the sun too long or my heart is getting old and weak.

9.Take care of me when I get old ; you, too, will grow old.

10.Go with me on difficult journeys. Never say, "I can't bear to watch it ." or " Let it happen in my absence." Everything is easier for me if you are there. Remember I love you.
 




1.私の生涯はだいたい10 年から15 年です。あなたと別れるのは何よりもつらいのです。私と暮らし始める前に、どうか別れのことを考えておいてください。

2.あなたが私に望むことを理解するまでには、少し時間がかかります。

3.私にとって一番大事なことは、あなたから信頼してもらえることです。

4.私のことを長い時間叱ったり、罰として閉じ込めたりしないでください。あなたにはあなたの仕事や楽しみもあり、友達だっているでしょう。でも、私にとってはあなたがすべてなのです。

5.私にちゃんと話しかけてください。あなたの話している言葉の意味はわからなくても、話しかけてくれるあなたの声はよくわかるのです。

6.あなたが私にどんなふうにしてくれたか、それを私は絶対に忘れません。

7.私をたたいたりする前に、私はあなたを噛んだりしていないことを思い出してください—私の歯はあなたの手の骨をかみ砕くことぐらい簡単にできるのに。

8.私が言うことを聞かないと怒る前に、なにか原因があるのではないかと考えてみてください。食事はちゃんとしているか、かんかん照りの日なたに置き去りにしてないか、年を取って体が弱ってきていないか、と。

9.私が年を取ったら、どうか優しく世話をしてください。あなただって、年老いたら同じようにそうなるのですから。

10.私が旅立つその時を安らかに迎えられるように、どうか最期まで一緒にいてください。「かわいそうで見ていられない」なんて言わないで、私を独りぼっちで逝かせたりしないでほしいのです。
だって、私はあなたが大好きなんですから。

欧州では🐾             

欧州では動物の生体販売が固く禁止されており、犬を「買う」のではなく「飼う」ために、各自治体運営の保護収容施設で里親になります。
こうした施設には、飼い主によってやむを得ず手放された成犬や子犬たちが収容されています。
引き取りたい犬が見つかったら、収容施設側は事前に、受け入れ側の住宅環境や飼育経験の有無などを徹底的に調べます。
その際に許可がおりた場合のみ、手数料100ユーロ(日本円にして約1万4000円)を払って、飼い主になることができます。
譲与の後も、施設員は犬が適切な環境で飼育されているかを不意打ちで調査します。
里親が現れず、生涯を保護収容施設で過ごす犬ももちろんいます。しかし、決して殺処分されることはありません。

ある犬種が映画やテレビの影響で流行するということは、欧州ではまず起こりえません。
お互いに心地よい関係を築いていけるのならば、どんな犬種であってもかまわないと考えられているからです。
ただ、きまった犬種を飼いたいという人はブリーダーに直接連絡して仔犬を予約します。
繁殖は2年に1度が常識とされ、ブリーダーの元にいつも子犬がいるとは限らないからです。
ブリーダーから直接子犬を買った場合でも、収容施設と同様、その後の飼育状況が調査されます。

オランダでは、飼い犬1頭につき100ユーロ(約1万4000円、2014年11月現在)を支払う「犬税」が義務付けられています。
同時に犬たちは役所に登録される仕組みになっており、保護収容施設の収容犬たちも、ブリーダーの元にいる生後半年以内の子犬も納税・登録の対象になります。
したがって、頭数が多いほど納税額も高くなります。
こうした制度も、ブリーダーによってむやみやたらに繁殖が行なわれない理由のひとつと考えられています。

欧州ではペットを飼っている人たちは、ただかわいがるだけではなく、家族の一員して、責任と深い愛情を持ってを注ぎながら接しています。
犬たちは、室内で生活し、できる限り飼い主といっしょに行動します。
許可さえあれば、仕事先にいっしょに行くことを許されている犬もいます。
こうした惜しみない愛情と徹底したしつけによって、犬と人の信頼関係がつくられると言われているのです。

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